そろそろ積立NISA



近年日本でも、老後のことを考えて投資を始める人が多いようですね。



私は個人事業主なので老後の貯蓄は小規模企業共済を使っているのですが、


会社員の方たちから「NISAってどうなの?」「idecoってどうなの?」という質問を受けることが多いので、自分でも調べてみました。


私自身は株や投資信託は20代半ばに色々試して、失敗もしましたが、学ぶこともたくさんありました。


今回NISAや積立NISAについて調べる際に、当時の知識や経験が意外と役に立ったので、今日はそれをシェアしようと思います。


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<そもそもNISAや積立NISAってなに?


という方は金融庁のざっくりした説明をどうぞ。


(こちらのブログの方が一覧表がわかりやすいかもです。)


また、地元の銀行さんから、つみたてNISA含めた投資信託のご案内をいただいたのですが、月5千円から始められるようです。

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<どの金融商品・投資信託を買うか?>


これはもう、


手数料の安いインデックスファンド

でしょう。


投資信託というのは購入時に1回だけかかるコストと、毎年かかる信託報酬と呼ばれる手数料があります。



多くの証券会社が購入時にかかる費用をゼロにして、お得だから是非この投資信託を買ってね!とやるわけですが、



毎年かかる信託報酬の方がはるかに資産増加の足を引っ張ります



Ramit Sethiの名著 I Will Teach You To Be Richにも書かれているのですが

信託報酬は高くても年0.2%

くらいまでのものにしましょうとのこと。


なぜか?というのをRamitは例をあげて説明しています。


(原著ではドル建てですが、ここでは説明をわかりやすくするため1ドル100円で書きます)


例えば元本が50万円の場合、


信託報酬が年0.14%だと700円引かれるだけだけど、年1%だと5,000円も引かれる



これを何年も繰り返していくと元本がなかなか増えないので、長期で見たときに結果に大きな差がうまれるのです。



信託報酬年0.2%未満の基準に合致するのは、おそらく日経225かTOPIXのインデックスファンドしかないと思います。


先進国、新興国含めて海外のインデックスファンドは信託報酬も高い上にリスクも高いので私はオススメしません。

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<なぜ一般NISAより積立NISAが良いのか?>


こちらのを再度ご覧いただきたいのですが、基本的に一般NISAの方がハイリスクだと思います。


まず一般NISAは最大期間が5年ですが、市場の波はだいたい9年で一巡するので、5年という半端な期間だと、例えば2009年のような不況のときにロールオーバーすると、結果として損をする可能性があります。


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また投資対象も国内外の株式、投資信託となっていますが、


初心者の人が特定の会社を狙って株式を買うと、だいたい失敗します。


例えば運用に回せるのが100万円しかない人が、

優待券狙いで

吉野家の株を100株 x 2,800円=28万円で買ったとして、


その後吉野家の株が1,800円に下がったら

優待券はもらえても10万円の含み損です。


「この会社の優待が欲しい!」という気持ちもよーくわかるし、


「この会社はきっと成長するから株を買いたい!」という気持ちもよーーくわかるのですが、


投資が初めての人であれば、一つの会社の株を買うよりも、毎月少額を積み立てる「積立NISA」が安全で良いと思います。


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<つみたてNISA等の投資はいつから始めれば良いか?>


銀行の普通預金口座に常に半年から1年分の生活費がある状態で、


なおかつ住宅ローン以外の全てのローン・借金の返済が終わった段階で始めた方が良いと思います。



まず、半年から一年分の生活費が常にプールされている状態というのは、実際には9ヶ月から15ヶ月分の生活費を普通口座に入れて置くことを意味します。


例えば毎月家賃、光熱費、食費、雑費、保険等含めて(車検などまとめて払うものは月額に換算してください)20万かかる場合は、


最低でも180万円〜300万円は普通口座にあるようにしましょう。


今どき終身雇用は存在しないし、共働きでも片方が出産・育児や病気・リストラなどで収入が減る・なくなることもよくあります。


そんな時のために必ず現金はしっかり用意しておきましょう。


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また、住宅ローン以外のローン・借金の返済が終わっている状態で始めるのも、将来に対するリスク回避をするために大事だと思います。


そもそもいくら低金利っていっても利息って結構な金額です。


先にお金を貯めて現金一括払いにするだけで、かなりお金が浮きます

まだ貯金はないけど投資を始めたい。


という人は、おそらくつみたてNISAで積立ている最中に、結局生活費が足りなくて途中でNISAを解約することになると思います。


目の前の生活をするだけでいっぱいいっぱいで貯金が出来ないという人が、老後の資金を作ろうとして投資に取り組んでも、多分難しいでしょう。


まずは家計を見直し、半年から一年分の生活費を貯めて、貯金の練習をしてから投資を始めることをお勧めします。


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などなど、ちょっと厳しいことも書いてしまいましたが、この記事が、皆さんが素敵な将来のためにお金の扱いを見直すきっかけにになると嬉しいです。


皆で豊かになりましょ。


ではまた!

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