今後マイルドなインフレが続くのか、ハイパーインフレに変わるのかわかりませんが、一応ハイパーインフレになった時の用意をすることにしました。
実際にハイパーインフレを経験した人の情報が参考になるので、子供の頃90年代にルーマニアでハイパーインフレを経験した人の話をYouTubeで見まくっています。
Star Path Academyというチャンネル。
英語が非常に上手いのと、考えながらゆっくり喋る人なのでわかりやすい。
今日は動画の情報を一部、まとめました。
ハイパーインフレの時に需要があるもの
*砂糖
*ハチミツ
*果物
やはり人間は甘いものがあると安心なんですね〜。
白砂糖やグラニュー糖のように長年保存できるものを大量にストックしておくと良いようです。
ハチミツは傷薬としても使える。
家に砂糖と卵、小麦粉があり、庭に桃の木でも生えていればお菓子が焼ける!
現在ハイパーインフレ中のアルゼンチンでもやはり砂糖と子供向けの甘いビスケットは常に需要が高いようです。
*胃薬
*慢性疾患の人の医薬品
食べ物が不足するから、皆なんでも手に入るものは食べて、その結果お腹を下すので胃薬が大事。
市販薬でも多めにストックしておけば、物々交換にも使える。
*基本的な工具
*電化製品や車など、自分で作れない物は同じ物を2つ持っておく
ハイパーインフレになると物を買い換えるのが難しい。
なので皆、買うのではなく修理をして使うようになる。
予備のパーツを持っておくこと。
もしくは同じものを2つ持っておけば、一個が壊れた時にもう一個からパーツを持ってこれる。
*バイクや自転車など、簡単でお金のかからない移動手段
ガソリン代を払うのが大変になってくるから、できれば電気を使わない自転車、そうでなければバイクなどを持つ。
買ったものを持って帰ったり、逆に家で育てた鶏の卵を売りに行くのだって、自転車があった方が良い。
*スキル
上記のように、皆持っているものを修理して使うようになるので、自分で家電など壊れたものを修理するスキルを持っていれば、人の物を修理して、修理代として食べ物を手に入れたりできる。
物々交換よりも実際に多いのはスキルの交換。
同様に食べ物を保存(燻製、瓶詰め)したり、作るスキルも大事。
パンが焼けるの、大事。

ハイパーインフレの際は石鹸も不足する。

ハイパーインフレに負けて、こうした必需品を作っていた会社が次々倒産するので、必需品を自分で作れるのが大事だそうです。
簡単な繕い物などもできるようになっておきましょう。
光熱関係については
*テクノロジー系(太陽光発電、蓄電池、発電機)と
*非テクノロジー系(薪)
両方準備しておいた方が良い。
つまり、マイルドなインフレで光熱費が高いだけならテクノロジー系で自給自足するのもありだし、完全にその手のものが頼りにならないなら薪も使えるようにしておいた方が良い。
ちなみに我が家は太陽光パネルありですが、3年前に家を買った時点ではまだ蓄電池があまり発達していなかったのです。
最近どうなってるんだろう?買っておこうかな。
*土地
ハイパーインフレ前のデフレ期に、都心部のすぐ外にある商業用不動産を安く買っておき、インフレ過程で売る。
または地方に住んで、作物を育てられる土地を確保する。
つまり、実物資産、大事。
インフレでお金の価値が下がって、その分食べ物や燃料等、必需品の価格が上がる。
不動産は食べ物や燃料ほど価格上昇率が高くない(そこまで必需品じゃないから)けど、食べ物を作れる土地を持っておくのは大事。
…だそうです。
幸い、たまたま7年前に地方で家を買い、ここ1年ちょっとでパンを含めた料理、お菓子をいろいろ作れるようになったし、今後買おうと思っている土地があるので、今度は作物も育ててみよう。
物を修理するのは夫の担当として^ ^