ブランドジュエリーを貴金属として買うとどうなるか?


先日「自分の好きなジュエリーを中古で買い、使わなくなったら貴金属として売却するのはどうだろう?」という話を身内にしました。

結論から言うと、投資としては成立しません。

10年ほど前から買うか悩んでいるうちに大幅に値上がりしてしまった、ティファニー、パロマ・ピカソのオリーブリーフ(ローズゴールド)を例にとって話をします。

まず基本情報として、ローズゴールドやイエローゴールドの価格は24金の75%です。


直近の金価格を元にすると、1グラムあたり12,000円x0.75=9,000円。

調べたところではこちらのリングは6.6グラムx9,000円=59,400円が原価(貴金属価格)。

小売価格は407,000円です。


ネックレスは4.0グラムx9,000円=36,000円が原価。

小売価格は264,000円です。


そうなってくると、中古で多少安く買えたんだとしても貴金属として元が取れるのはかなり先で、それだったら普通に金塊を買う方が良いやという話になります。

一方、小売価格が安いように見えてぼったくり度が高いのがシルバー。

sterling silver 925は今日現在の価格は1グラム112円。

銀価格は1グラム137円です。

つまり6.6グラムのリングは原価わずが739円(小売価格 67,100円)

4グラムのネックレスは原価448円(小売価格78,100円)


利益率99%じゃないですか。

でもおそらく「ローズゴールドやイエローゴールドは高くて買えないけれど、同じデザインでシルバーの値段なら手が届く」とシルバーを買う人が世の中圧倒的に多い。

企業からすると、その方が利益率が高いから望ましい。

このようにして「お金のない人が頑張ってブランドジュエリーを買う」「企業はそれによって潤沢な利益を手に入れる」が成立し、貧富の差がどんどん広がっていくんだなと思いました。

(ダイソーの330円長財布+330円2つ折り財布で満足な自分で良かった。というか猫たちの医療費もかかるので、贅沢は慎まねば)


これはヴィトンやフェンディ、マーク・ジェイコブスを含むLVMHグループが見栄っ張りカルチャーに乗っかって最高益を更新し続けていくのと同じです。


と言うことで、ブランドジュエリーを貴金属投資に利用する案は廃案となりました。

オレにはわかっていたぞ。

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