国民年金は前納と繰り下げ受給でお得に


インフレ(もしくはスタグフレーション)の影響を徐々に感じ始めているこの頃。


お金を手に入れるにはリスクの高い投資をするしかないのか?でもどうすれば良いの?と考えている方もいるかもしれません。


実は、とても低リスクで確実に手元に残るお金を増やす方法があります。それが国民年金の前納と繰り下げ受給です。


まず、現在年金保険料を支払っている20~60歳の方が使えるのが前納です。

1年前納、2年前納、それぞれクレカ前納と口座振替がありますが、2年分を口座振替で前納するのが一番お得です。

令和3年の例では、クレカ2年前納が14,590円、口座振替2年前納が15,850円お得です。

私もこの方法を使っているのですが、2年分の口座振替前納の申し込みをしておくだけで2年に1回、約1ヶ月の国民年金保険料に相当する額が割引されます。


詳しい割引率と申し込み用紙のダウンロードは国民年金機構のこちらのページから。


次に、年金を受給する(65歳〜)方が使える方法が、年金の繰り下げ受給です。


日本人の寿命は長く、女性だと平均寿命が87歳(男性は81歳)ですので、今どき月額55,000円程度の国民年金だけで20年以上生活しようと思ったら結構な貯金が必要になります。


旦那様が厚生年金の時はまだ良いですが、主婦だった奥様だけが残されて国民年金生活になると厳しいです。


一人暮らしで毎月55,000円の年金だと介護保険料や光熱通信費、家持ちなら固定資産税の支払いだけで、ほぼ食費すら残らないですね。


この受け取り年金額を簡単に増やせる方法が繰り下げ受給です。

出典:「史上最強のFP3級テキスト


受け取り開始を70歳にすれば、毎回もらえる年金の額が42%増しになります。1ヶ月55,000円–>78,000円くらいになると言うことです。


70歳に限らず、例えば67歳や68歳から受給と言うことも可能です。(68歳に繰り下げ受給すれば25.2%上乗せ=約68,000円)


反対に繰り上げして60歳から受給開始にしてしまうと30%減額されますのでお気をつけて。


繰り上げの場合、厚生年金と国民年金はセットで繰り上げしないといけませんが、繰り下げは厚生年金か国民年金のどちらか一方を繰り下げることも可能です。何れにせよ一度申し込んだら変更できませんので気をつけましょう。

「引退後は若い頃ほど贅沢しないから貯金はそんなになくても大丈夫」かと思いきや、今度は医療費や介護費がかかったり、自宅の修繕に多くのお金がかかったりします。


「電気代を払うか、ご飯を買うか?」で悩まないで済むよう、しっかり準備しておきましょう。


ではまた!

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