地金の買い方101


このところインフレやロシアのウクライナ侵攻により金価格が急上昇して過去最高値を更新したため、私の周りでも「金を買ってみたい」という声を聞くようになりました。


金価格は2011年に1グラム4,000円を超えたあと、コロナ初期の2020年に6,000円を超え、2022年2月末現在は約7,800円です。
2011年の価格と比べてほぼ倍ですね。


今日は地金(じがね)の買い方や手数料・税金についてざっくり説明します。


(注意:この記事では地金、金塊、インゴット、すべて同じ意味で使っています。)


地金を買うときにはバーチャージという手数料が500g未満からかかるのですが、日本マテリアルさんは100gの金塊(インゴット)でもバーチャージなしで売ってくれます。


その日の価格は平日は朝9時半に田中貴金属さんのホームページで発表されます。

過去1ヶ月の最高値と最安値が色付きの太字で示されます。


「店頭小売価格」というのが我々消費者が地金を買うときの価格、「店頭買取価格」は地金を売るときの価格です。見るとわかる通り約100円の差があり、これが地金を扱う会社の収益となります。

小売価格と買取価格両方が表示されます。
金を買う人は「小売価格」の値段で買います。


その日の価格は大体前日の米国市場の流れを引き継ぐので、私は前の日の夜から朝方にかけてリアルタイムの金価格をチェックしています。アメリカは1オンス(約30g)単位です。

金・銀・プラチナ・パラジウムなどの貴金属の他米国の株価指標、米国債の金利、原油先物の価格も見れます。
通常、株価が下がっている時は金は上がります。


買う時は日本マテリアルさんのオンラインショップで、「インゴットの購入」を選択し、買いたいサイズを選びます。


販売時間は平日の10時から13時30分で、この時間帯にネットショップで買い物をして、その後手数料・送料込みの価格を振込ます。

取り扱い時間中のネットショップの画面はこんな感じ。欲しいグラム数のところをクリックして個数を選択します。

手数料や送料についての詳細はこちら


振込が完了すると、私の住んでいる地域では佐川急便さんがクッション封筒に入れた地金を配達してくれます


小さい地金の方がグラム単価が高くなりますが、それでも今どき10gのインゴットで8万円ですから、いきなり100g80万円分の金を買うのが心配であれば、割高でも5g、10g、20g、50g等小さめのを買って良いと思います。

ちょっと割高ですが、小さいグラム数のも販売しています。

買ったあと、盗難が心配であれば銀行で貸金庫を借りましょう。


私も地元の銀行で貸金庫を借りて、私と両親の地金は全部そこに入れています。
費用は年間9,900円なので、安い割に安全で気に入っています。

家にずっしり重い金庫を置いておくよりも、銀行の貸金庫の方がはるかに安全で管理も楽だと思います。


次に地金を購入後、何年かして価格が上がって売却するときの税金の話です。


貴金属の売買益は譲渡所得にあたり、譲渡益(売却益)が、買ってから5年以内に売却した場合は50万円、5年を超えてから売却した場合は50万円を超えた部分の1/2の額に対して(給与所得など他の所得と合算して)税金がかかります。


つまり、買った金塊が100gの場合、グラム単価が5,000円以上上がらなければ購入から5年以内に売却しても課税対象にはなりません。

税金?!なにそれ?って後からならないように確定申告を。

例えば買った時が1g 4,000円(=100gの金塊は40万円)だったとして、金価格が1g 9,000円(=その時点で100gの金塊の価値は90万円)を超えなければ5年以内に売却しても税金はかからないということです。


5年間でグラム単価が5,000円以上上がることはまずないので、100gもしくはそれより小さいグラム数で買っておくと税金の面でお得です。


一方500gの金塊を買ってしまった場合、グラム単価が1,000円上がっただけで譲渡益に対して税金がかかることになるので、気をつけましょう。


来週、地金について詳しく知りたいという知人にマンツーマンで説明するのですが、それ以外にも興味のあるかたもいると思います。


まずは今日のブログで予習しておいてください。


ではまた!

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