減税制度の改正、住宅ローンはこれからどうなる?



2021年末に発表された住宅ローン減税制度の改正


最大の変更はこれまで1.0%だった減税率が0.7%に下がったことです(期間は10年->13年に延長)。


これからローンを組んで家を買う人にはどんな影響があるのか?


私自身はたまたま2020年に家を買い終わってローンも組んでいないのですが、2020年に発売になった、公認会計士の千日太郎さんの「住宅ローンで絶対に損したくない人」が読む本が戦略的で面白かったので、今日はそれを紹介します。


興味深いポイントは次の通りです。

変動金利はハードルが高い

出典:住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本

近年低金利で見た目の金利は変動金利が安いため、どこでローンを借りてもまずは変動金利を勧められることが多いと思いますが、実は変動金利はハイリスクです。


固定金利と違い、変動金利は5年ごとに返済額の見直しがあり、見直しの際に「これまでの毎月の返済額の最大で1.25倍」まで上がる可能性があります。


例えば最初の5年間は返済額が毎月100,000円だった場合、5年目以降は毎月125,000円になる可能性があると言うことです。

そのため毎月のローンを払いつつ、毎月の返済額の25%(4分の1)に相当する額を貯金しておかないと6年目にいきなり払えなくなったりします


固定金利の場合はずっと返済額は一緒ですから、そのような準備をしなくて良い分、経済的に楽です。

大事な家を失わなくて済むよう、貯蓄を。

定年までの期間は固定金利にし、その間に定年時のローン残高に相当する金額を貯める

最近は定年後も支払いが続くようなローンの組み方をしている人も少なくありません。


ですが普通に考えると、退職後というのは長期失業と一緒です。所得がないのに毎月ローンを支払い続けようと思ったら、かなり貯金しておかないといけません。


そのようなリスクを避けるために、ローン開始から定年までの期間を固定金利にしてローンを組みます。


今30歳で定年が60歳なら30年を固定金利、今45歳で定年が65歳なら20年間を固定金利にするということです。

出典:住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本

変動金利のように毎月の返済額の25%を貯金しなくて良い代わりに、固定金利終了時=定年時までに定年時の残高分を貯め、定年と同時にローンを完済します


定年時のローン残高がわからないという方は千日さんのこちらのシミュレーターを使うとわかります。

一見金利が安くても、手数料を含めると高くなることがある

今はまだ低金利競争が続いていて、金融機関はどこも見た目の金利を低めに設定しています。

ですが実はローンを借りる際には「融資手数料」というお金を借りるための手数料がかかり、それも総支払額に含めて比較検討すると、真のお得度がわかります

出典:住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本

自分の給与振込口座になっている金融機関だけで検討するのではなく、他の金融機関の住宅ローンとも比較検討しておいた方が良さそうです。

大きな買い物ですから、しっかりリサーチを。
我が家は入籍から住宅メーカー選定までなんと2年半もかかりました。結果的にはそれで良かったです。


上記以外にも、これは借りる前に知っておいた方が良いなと思う情報がたくさん載っているでした。


なんにしてもしっかり貯金しておけば返済に困る可能性は大きく減らせると思いますが、今は自分にとっての買い時なのか、準備(貯金)やリサーチ期間に充てる時なのかを判断するのにも役に立ちそうです。

なんにしてもどーんと良い家を建てたいですねえ。

これから家を買う人、今後ローンの見直しを考えている方への参考になれば幸いです。

ではまた!

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