世界各地で、命が危険なレベルの熱波に見舞われている今年。
何かできることはないかと思ったら、アグレフォレストリーのTreedomがCO2吸収キットという素晴らしいものを発売していました。

CO2吸収量が多く、なおかつ幹や葉・実から薬が作られる(=木を育てる農家に経済的なメリットがある)木の3本セット。
3本で2,900kgの二酸化炭素を吸収してくれます。

「記録的な熱波に見舞われている今年の夏、地球のために何か良いことをしたいと思いませんか?」という案内、まさにその通り。
3本を別々の時ではなく、同時に植えることで22%割引なのもありがたい。
この機会にと早速購入しました。


決済ボタンを押すと木の準備中画面になります。

はい、用意できました。
植えた種から芽が出て、苗がある程度の大きさに育ってから最終的に木が育つ場所に移動させるそうです。

環境活動家のマイケル・シェレンバーガーも著書で書いていましたが、環境問題というのは貧困問題である。
*燃料を買うお金がなければ原生林を伐採して木を燃料に使う。
*食べ物を買うお金がなければ原生林を焼き払って畑を作り、作物を育てる。
そんなの当たり前。
なので、単純に森林伐採をしてはいけないとか、「木を植えればCO2が吸収される」と、そこに住む人に経済的なメリットのない木を植えても問題は解決しない。
カカオやコーヒーのように農家に収入をもたらす木を植えたり、コーヒーやコショウなどの低木を風や直射日光から守るバナナやマンゴーなどの高木を植える「アグレフォレストリー」が解決策のようです。

なおTreedomは10,000社以上の会社が協賛しており

カプセルコーヒーの「Nespresso」や、日本企業ではヤクルトも協賛しているそうです。

私は10月にプレミアムエコノミーを使ってバルセロナに行くのに往復で2,100kgのCO2を排出するので、それをオフセットしたいという目的もあり。

木を植えるのはCO2の吸収だけでなく、土壌の栄養状態を改善し乾燥を防いだり、虫や動物たちにすみかを提供するというメリットもあります。
森林が形成されるには10年20年という時間がかかるけれど、まずは今植えて、地球が癒やされるのを待ちます。
それはさておき、我が家では食器の油汚れを取るのに古い服やタオルを使うので、時々解体作業をします。

保護猫のシャムオにだいぶ阻まれたけれど、なんとか作業完了。
